フリッターとフライの違い

名前もよく似ている「フリッター」と「フライ」この2つは何が違うのでしょうか?

目次

フリッターとは

フリッターとは、フリット、洋風天ぷらなどと呼ばれる油で揚げて作る料理の一種になります。

イギリスやアメリカ合衆国の料理として魚のフライなどと一緒に作られることが多いとされています。魚介類を揚げる場合には小麦粉にサラダ油、食塩と卵黄を混ぜ、メレンゲ状態に卵白を混ぜたものを衣にして油で揚げます。

さまざまな作り方があり、小麦粉の衣に牛乳など加えて甘めに仕上げたり、砂糖を加える、ベーキングパウダーで膨張させたり、シナモンなどで香り付けすることもあり、揚げる具材も野菜や果物などさまざまになります。

天ぷらに似ていますが、衣が軽いことが特徴です。

フライとは

それに対して、フライはフリッターとは違い、主に魚介類や野菜などの食材に卵白やパン粉をつけて揚げた料理、またはその調理方法のことをいいます。

パン粉をつけて揚げる調理法でも、食材や魚介類や野菜である場合にはフライと呼び、豚肉や牛肉、鶏肉など肉類にパン粉をつけて揚げた場合には「カツ」と呼び分けるいうのが一般的になります。

カロリーに差はあるのか

どちらも揚げ物ですので、基本的には高カロリーな食べ物です。

揚げ物は調理方法によって吸油率は異なってきます。衣をつけた揚げ物よりも素揚げの方がカロリーは低く、これはフリッターとフライでも違います。

基本的に揚げ物は、衣が厚ければ厚いほど油を吸収してしまいその分カロリーも高くなっていきます。そのことから、衣が厚いフリッターの方が同じ揚げ物でもフライよりも高カロリーな食べ物と言えます。

カロリーを下げるには

どのような揚げ物でも、揚げる前に衣を叩くことで衣が厚くならないようにすることにより、カロリーを抑えることができるようになります。低温でじっくり揚げてしまうとその分、油を食材が吸収していってしまい、カロリーも上がっていってしまいます。

カロリーを下げるためには、素材を入れる前に油の温度をしっかり上げ、短時間でカラッと揚げるように心がけることがおすすめです。

また、一度に多くの量を揚げるために、たくさんの食材を油に入れてしまうと、せっかく上げた温度も下がってしまいます。そのため、少しずつ食材を油に入れることがカラッと揚げるポイントです。

揚げ物は美味しい食べ物ですが、食べ過ぎてしまうと肥満や高血圧などの原因となってしまいます。

食べる量を少なくしたり、カロリーが高くない揚げ物を選択することによって、健康的に美味しく揚げ物を長く食べ続けることができるようになります。

違いポイントまとめ

  • 「フリッター」は、イギリスやアメリカ合衆国の料理で、さまざまな作り方がある揚げ物料理。天ぷらに似ている軽い衣が特徴。魚介類をメレンゲ状の衣で揚げたり、甘めの衣に砂糖を加え、シナモンなどで香り付けして野菜や果物などを揚げる場合もある。
  • 「フライ」は、主に魚介類や野菜などの食材に卵白やパン粉をつけて揚げた料理。食材や魚介類や野菜である場合にはフライと呼び、豚肉や牛肉、鶏肉など肉類にパン粉をつけて揚げた場合には「カツ」と呼び分ける。

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