指輪と指環の違い

「指輪」と「指環」は何が違うのでしょうか?

漢字の違い

戦後の国語施策が実施されるまでは、『ゆびわ』は漢字で「指環」と表記していました。

しかし、国語施策の実施時に「当用漢字表音訓表」では「環」の読みは『かん』であり、『わ』が読み方として認められていなかったので、「指環」を「指輪」に書き換えたものが徐々に浸透していきました。

「指環」も「指輪」もアクセサリーを表す単語として一般的に使われています。国語のテストなら問題になってしまうかもしれませんが、日常生活でどちらを使っても大きな違いはないでしょう。

漢字の意味による違い

しかし、「指環」と「指輪」には込められた意味に違いがあります。意味や用途によって使い分けてもいいでしょう。

「環」は目に見えない愛情や絆、友情などを表す1つの円を表し、「輪」はゆびわ以外にロープやフラフープ、コンパスで描いた円など物理的な意味合いが強くなります。

一般の人にはあまり浸透していませんが、「環」と「輪」に込められた想いによって指環と指輪を区別する場合があります。

例えば、結婚指環とファッションリングです。

どちらも同じ値段で、使われている宝石の大きさや種類、加工技術も同じだったとします。知らない人が見れば、同じ装飾品にしか見えませんが、それぞれに込められた想いが違いますね。

仮に結婚指環のほうが宝石やアクセサリーとしての価値が少なかったとしても、その人にとってはファッションリングより大切な存在になるはずです。想いや絆を感じることができる『ゆびわ』は「指輪」ではなく「指環」と表記することがあります。

こういう考え方は結婚式場やウェディングプランナー、指環販売など専門知識や仕事場にしないと身に付かないものです。中にはこうした専門家でも知らない人もいるかもしれません。

もちろん結婚以外にも、形見や思い出の品など自分以外の両親や友達との素敵な思い出や絆を感じる『ゆびわ』も「指環」と表現してもいいでしょう。

違いポイントまとめ

どちらも同じ『ゆびわ』ですので正直違いはありません。どちらの漢字を違ってもいいです。

厳密な定義づけはないですが、目に見えない愛情や絆、友情や想いが関与するものは「指環」、単なるアクセサリーは「指輪」と表現することがあります。

価格以外の大切な要素が感じられるかどうかですね。

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